世紀の予言漫画としてオカルト界隈を賑わし続ける「私が見た未来」を読んだのでレビューします。
災害に備えておいたほうがいいかもね…。
- 予知夢や予言の話が好きな人
- ホラー漫画が好きな人
- 都市伝説が好きな人
【私が見た未来】2025年とは?ネタバレありで完全版の内容をレビュー!
絶版になってプレミア価格になっていたのも過去、いつの間にか完全版として復刻されていたのでついに読むことができたたつき諒先生「私が見た未来」の完全版をレビューします。
若干のネタバレを含みますので、問題ない方は読み進めていただければと思います。
「私が見た未来」とは?
実は私オカルトや都市伝説の類が大好きでして、もちろん私が見た未来という漫画の存在は存じておりました。
冒頭でもお話しした通りプレミア価格がついたままの状況だと思っていたため購入を諦めていましたが、なんと完全版なる新書が出ていたのですぐさまポチってしまいました。
で、この漫画を界隈で有名たらしめる所以ですが、初版の1999年に表紙カバーにてドンズバで3.11の大震災を予言しているところにあります。
本書の完全版ですが、表紙に「大災害は2011年3月」と書いた理由や、その他に当てた予言エピソードについて漫画で解説されています。
それと昨今のオカルト界隈やこれを読んでいる皆さんが気になってる「2025年」についてもきちんとご紹介されていましたので、それは後ほど触れます。
私が見た未来 完全版のレビュー
では早速レビューしていきますが、ネタバレ含みますのでご了承ください。
率直な感想、というか素直な気持ち
まず率直な感想を言うと、先生が見る予知夢に関しては正直本人にしか分かり得ない感覚値的なエッセンスが多分に含まれていることを前提に、それを読者がどう捉えるかは難しいところだな、というのが私の落とし所でした。
ドンズバで当てた3.11はいいとしても、作中で紹介されていた他の予知夢に関しては、それが予知夢なのかどうかの真偽は読者からすると非常に判断が難しいなというのが正直な感想で、要は、後付けとは言わないまでも、「それって後からどうにでも解釈できるんじゃね?」というケースも多々あったりで、ちょっと思ってたんと違うなぁと感じました。
もっとこう、「何月何日にこれが起きる」というエピソードをどストレートで夢で見て現実になったら素直に「それって予知夢だね」と言えるんですが、やはり日付が曖昧な事象(特に誰かの死)だと「そりゃそのうちそうなるよね」という穿った見方をしてしまうのはしょうがないのかな、という思いです。
2025年7月5日に何が起こるのか。内容について
今回完全版を出版した経緯も本書に掲載されていました。
要は、3.11の件で「私が見た未来」が注目を浴びたことをきっかけに、このタイミングでなら新しく見た「2025年7月」の大災害の夢を多くの人に広く知ってもらうことで、人々が危機感を持って備えることができるかもしれない。
備えることで誰かの命が助かるかもしれない、そういう思いから完全版として出版するに至ったそうです。
私はオカルトが大好きなのでそっち系のYourubeチャンネルをよく観るんですが、やはり都市伝説系、オカルト系の有名配信者さんがこぞって「2025年7月」の件について触れているので、たつき先生の願いがより広く知れ渡ることに影響力のある配信者の方々が一役買ってるんだろうなと思います。
たつき諒先生は、2025年7月という日付までバッチリ指定された大災害のビジョンを夢の中で見たと作中でおっしゃっていました。
「備えあれば憂いなし」は間違いのない事実なので、この記事を読んでくれた方もぜひ有事に備えておいてくだされば幸いです。
読切のホラー漫画がとても良きでした
久しぶりに直球のホラー漫画を読んだ気がしますが、改めて思ったのは「ホラー漫画ってめっちゃオモロいやん!」という初期衝動にも似た感情が湧いてきたことに自分で驚きました。
意図的に遠ざけていたわけではないですが、いつの間にか読まなくなっていたなぁと思い記憶を辿ってみるとそれもそのはずで、最後に読んだのは小学生のときに友人宅にあった友人のお母ちゃんが読んでいたおそらく月刊?のホラー漫画誌だった。
数十年前ならそりゃ初期衝動だわな。
今後はこういった毛色のホラー漫画も率先して摂取していこうと思わせてくれた先生に感謝。
めっちゃ良かったです。
【私が見た未来】2025年とは?ネタバレありで完全版の内容をレビュー!の〆
というわけで今回は念願叶ってやっと読むことができた「私が見た未来 完全版」をレビューさせていただきました。
まぁ正直、想像していた内容とは違うなぁとは思いましたが、1話読み切りの短編ホラーも複数あって漫画本としてはかなり充実していてとても面白かったです。
オカルト好きさん、都市伝説好きさんは読んで損はないと思います。
参考になりましたら幸いです。