作中でもトップクラスの人気を誇るキルアの兄弟・家族、ゴンやアルカとの関係性をご紹介します。
【ハンターハンター】キルアの兄弟・家族、ゴンやアルカとの関係性を解説!
まずはキルアの人物像をおさらい。
名前 | キルア・ゾルディック |
家族構成 | 父:シルバ、母:キキョウ、兄弟:イルミ、ミルキ、アルカ、カルト |
念能力 | 変化系 |
特徴的な技 | 神速(カンムル)、雷掌(イズツシ)、電光石火(でんこうせっか) |
性格 | 冷静沈着で合理的だが、友人には優しい一面も持つ |
趣味 | スケートボード |
初登場 | 第1巻 |
キルアの兄弟
次項よりキルア・ゾルディックの超個性的な兄弟・家族について詳しく紹介します。
イルミ・ゾルディック
イルミ・ゾルディックはゾルディック家の長男です。
彼は冷酷で感情をあまり表に出さない性格で、黒髪ロングの青年として描かれています。
操作系の念能力者であり、針を使って他人を操ることができます。
また、自分に針を刺して変装することも可能です。
イルミは弟のキルアに対して異常な執着を持ち、彼を暗殺者として育てるために洗脳することもありました。
彼はプロハンターであり、現在は幻影旅団のメンバーでもあります。
ヒソカと親しい関係にある。
ミルキ・ゾルディック
ミルキ・ゾルディックは、ゾルディック家の次男です。
彼はフィギュアやゲームを収集するオタクで、肥満体型であるためキルアからは「ブタくん」と陰で呼ばれることもあります。
家からほとんど出ない生活を送っていますが、技術やコンピュータに強く、暗殺者としても活動しています。
ミルキは特質系寄りの操作系念能力者ですが、作中では念能力を使用している描写はほとんどありません。
彼はキルアと仲が悪いように見えますが、合理的な付き合いをしており、特製のヨーヨーを作るなどしています。
アルカ・ゾルディック
アルカ・ゾルディックは、ゾルディック家の四男であり、非常に謎めいたキャラクターです。
彼は巫女のような服装をしており、女性的な外見と一人称「あたし」を使っている。
アルカの中には「ナニカ」という別の人格が存在し、願いを叶える強力な能力を持っています。
この能力を使用するには「おねだり」を3回クリアする必要がありますが、失敗すると大きな罰が伴います。
ナニカは暗黒大陸から来た存在とされ、その力の危険性からアルカは長らく隔離されていました。
キルアはアルカを大切にし、彼女の能力を理解しつつもリスクを最小限に抑えようと努めています。
家族内での彼女の扱いは複雑で、特にイルミや母親キキョウはその能力を利用しようとする一方で恐れています。
カルト・ゾルディック
カルト・ゾルディックは、ゾルディック家の五男で、11歳以下と推測されます。彼は操作系の念能力者で、紙を操る能力を持ちます。
この能力を使って攻撃や隠密行動を行い、特に「蛇咬の舞」という技で知られています。
カルトは幻影旅団の団員No.4として活動しており、その目的は兄を取り戻すためとされていますが、詳細は不明です。
彼はキメラアントの兵隊長クラスに勝てる実力を持ち、今後の成長が期待されます。
キルアの家族
続いてはキルアの先代についてご紹介。
シルバ・ゾルディック(父)
シルバ・ゾルディックは、ゾルディック家の現当主であり、キルアを含む5兄弟の父親です。
46歳で、身長198cm、体重110kgの大柄な体格を持ち、銀色の長髪が特徴です。
性格は寡黙で冷静、感情をあまり表に出さないクールな人物です。
シルバは放出系の念能力者であり、戦闘能力は非常に高く、クロロ・ルシルフルとの戦闘経験もあります。
彼は過去に幻影旅団の一員を暗殺したことがあり、その強さから旅団も報復できなかったとされています。
また、ベンズナイフのコレクターでもあります。
キキョウ・ゾルディック(母)
キキョウ・ゾルディックは、ゾルディック家の母親であり、シルバの妻です。
彼女は42歳で、身長170cm、体重47kgの細身の女性として描かれています。
中世ヨーロッパ風のドレスを着用し、大きなゴーグルを常に装着していますが、その理由は不明です。
性格はヒステリックで直情的、特にキルアに対しては異常な執着を見せます。
彼女はキルアを溺愛し、彼が暗殺者として成長することに喜びを感じています。
念能力については詳細不明。
ゼノ・ゾルディック(祖父)
ゼノ・ゾルディックは、ゾルディック家の祖父であり、キルアの祖父にあたります。
彼は伝説的な暗殺者であり、変化系の念能力者です。
ゼノは「オーラ」を龍の形に変化させる能力を持ち、その技は「龍頭戯画(ドラゴンヘッド)」と呼ばれます。
この技を応用し、攻撃や移動手段として使用します。
ゼノは67歳で、身長161cm、体重58kgです。
彼はアイザック・ネテロと古くからの友人であり、互いに信頼を寄せています。
また、幻影旅団の団長クロロ・ルシルフルとの戦闘経験もあり、その実力は非常に高く評価されています。
ゼノは孫のキルアに対して甘い一面を持ちつつも、見守る姿勢を貫いています。
マハ・ゾルディック(曽祖父)
マハ・ゾルディックは、ゾルディック家の最長老であり、キルアの曾祖父にあたります。
彼は非常に高齢でありながら、いまだに暗殺者としての活動を続けています。
キルアとゴンの関係性
キルア・ゾルディックとゴン・フリークスの二人はハンター試験で出会い、異なる背景を持ちながらも次第に深い友情を築きます。
ゴンは父親を探すためにハンターになろうとし、キルアは家族の束縛から逃れ自由を求めていました。
キルアにとって、ゴンは初めての友達であり、彼の純粋さや正義感に強く惹かれました。
これはキルアが暗殺者一家で育ち、普通の友達を作る機会がなかったためです。
ゴンとの出会いは、キルアに「友達とは何か」を教え、自分自身を大切にすることを学ばせました。
一方で、ゴンもキルアの冷静さと頭の回転の速さを頼りにし、共に冒険を続けます。
二人は互いに補完し合う関係であり、ゴンが感情的に動く一方で、キルアは冷静な判断を下します。
しかし、物語が進むにつれて、二人は異なる道を歩むことになります。
ゴンが念能力を失った後、キルアは妹アルカと共に旅立ちますが、それでも彼らの友情は変わりません。
この別れは一時的なものであり、お互いの成長を促すものでした。
キルアとアルカの関係性
キルア・ゾルディックとアルカ・ゾルディックの関係は、複雑で深い絆に基づいています。
アルカはゾルディック家の四男として生まれましたが、見た目や振る舞いは非常に女性的であり、キルアは彼女を「妹」として扱っています。
家族の中で、キルアだけがアルカを「妹」として認識し、彼女の性自認?を尊重しています。
アルカは「ナニカ」という別人格を持ち、願いを叶える能力がありますが、この能力には大きなリスクが伴います。
キルアはこの能力を理解し、アルカを守るために家族のしがらみを乗り越えます。
特にキルアは、ナニカに対して特別な命令を行うことができ、この命令には通常の「おねだり」のリスクが発生しないという特権を持っています。
二人の関係は単なる兄妹の絆を超えたものであり、キルアはアルカの存在を心から大切にしています。
彼はアルカが家族から隔離されていたことに罪悪感を抱き、これからも彼女を守り続ける決意をしています。
このように、キルアとアルカの関係は深い愛情と信頼に基づいており、物語の中で重要な要素となっています。
【ハンターハンター】キルアの兄弟・家族、ゴンやアルカとの関係性を解説!の〆
ということで今回は、絶大な人気を誇るキルアのキャラクター像と、その背景にある家族についてご紹介しました。
この記事を書いている時点の連載中の暗黒大陸編では出番がなくファンにとっては寂しい期間が続いてますが、またいつか元気な姿を見せてくれると信じて気長に待ちましょう!