今回はネフェルピトーに敗北・死亡したカイトが蟻として復活した件について、彼自身の能力である「クレイジースロット」が関連しているのではないか、という説について考察します。
【ハンターハンター】カイトが死亡から転生した生まれ変わりの能力を考察!クレイジースロットが復活させた説について
まずはカイトという人物についておさらい。
名前 | カイト |
性別 | 男性 (転生後は女性) |
職業 | ハンター |
念能力 | クレイジースロット |
師匠 | ジン・フリークス |
主な登場編 | NGL編、キメラアント編 |
死亡 | ネフェルピトーとの戦いで敗北 |
転生 | キメラアントの赤毛の少女として再生 |
転生後の名前 | レイナ (コルトによる命名) |
転生の仕組み | クレイジースロットの隠された能力と推測 |
ゴンとの関係 | ジンを探すきっかけを与えた人物 |
カイトの死と転生の概要
キメラアント編でカイトはネフェルピトーという王の側近でもある強力なキメラアントとの戦いで命を落としましたが、後にキメラアントの赤毛の少女として転生する。
カイトの転生は、彼の念能力「クレイジースロット」と関連があるのではないかと考えられていますが、今のところその詳細は明らかにされていません。
転生後のカイトは、過去の記憶と人格を保持しており、自身をカイトと認識しています。
カイトの死亡と転生の経緯
カイトの死亡と転生の経緯は以下。
ネフェルピトーとの戦いでの死亡
カイトは、ゴンとキルアと共にNGLに潜入し、キメラアントの脅威に立ち向かいます。
しかし彼らは予想以上に強力な敵に遭遇。
特に王の護衛軍の一人であるネフェルピトーとの遭遇が彼らの運命を大きく変えることになります。
ネフェルピトーの圧倒的な力の前にカイトは苦戦。
彼の念能力「クレイジースロット」を駆使しても、ピトーの猛攻を防ぎきることはできず、結果カイトはこの戦いで命を落とすことになります。
キメラアントの赤毛の少女としての再登場
しかしカイトの物語はここで終わりませんでした。
驚くべきことに、カイトの魂はキメラアントの女王によって新たな生命として再び誕生。
具体的には、カイトの魂は女王が産んだ双子の妹の体に宿ります。
この新たな存在は赤毛の少女として描かれ、自身をカイトと認識し、過去の記憶と人格を保持していました。
巷ではこの転生は、キメラアントの特殊な生態と、カイト自身の強い生存意志が結びついた結果だと考察されています。
カイトの念能力「クレイジースロット」に隠された特殊な機能が関与している可能性も指摘されています。
カイトの能力「クレイジースロット」とは?
クレイジースロットの能力について、既知の情報と未公開の部分を含めてご紹介します。
念能力「クレイジースロット」
カイトの念能力は「クレイジースロット」で、ルーレットの出目によって異なる武器を具現化します。出目は自分で選べず、カイトの感情が影響することがあります。
一度出した武器は使わないと消せないため、使い勝手は良くありませんが、その制約により効果が強化されている可能性があります。
主な武器
- 出目「2」:死神の円舞曲(サイレントワルツ)
大鎌を具現化し、威力と範囲は強力だが本人いわく使い勝手が悪いらしい - 出目「4」:ライフル型武器
キメラアント編で使用され、派手さないが強力
未公開の番号の存在
クレイジースロットには9つの番号があるとされていますが、既出以外の武器の詳細は明らかにされていません。
これらの未公開の番号に関しては、多くの推測と考察が行われています。
特に注目すべきは、ジン・フリークスが言及した「絶対に死んでたまるか」と本気で思わないと出ない特別な番号の存在です。
この番号が、カイトの転生に関わっている可能性が高いと考えられています。
クレイジースロットの特徴と制限
この能力には、いくつかの重要な特徴と制限があります:
- ランダム性:カイトは出てくる武器を選ぶことができない。
- 使用制限:一度召喚した武器は、使用するまで別の武器に変更できない。
カイト自身も、この能力を「うっとうしい」と評しており、その扱いの難しさを示唆しています。
死亡したカイトが転生したメカニズム
続いてはカイトの転生のメカニズムを考察してみましょう。
キメラアントの特性との関連
キメラアントは、他の生物の遺伝子を取り込み、次世代に引き継ぐという特殊な生態を持っています。
カイトの転生はこの特性と深く関連していると考えられます。
キメラアントの女王が人間を捕食する際、稀に捕食された人間の記憶や個性が次世代のキメラアントに引き継がれることがある。
カイトの場合、彼の強い意志や特異な能力が、この過程で保存されたのではないでしょうか。
カイトの強い生存意志の影響
カイトの転生には、彼自身の強い生存意志が大きく影響していると考えられます。
ジン・フリークスの言葉によると、カイトの念能力「クレイジースロット」には、「絶対に死んでたまるか」と本気で思った時にのみ出現する特別な番号があるとされています。
この強い生存意志が、先述のキメラアントの特性と相まって、カイトの魂や意識を新たな体に転移させる原動力となった可能性が高いのではないでしょうか。
カイトの念能力と生存への執着が、通常ではありえない転生を可能にしたと考えられます。
転生後のカイトの状態
転生した後のカイト(レイナ)はどのような状態でしょうか。
記憶と能力の保持
転生後のカイトは、赤毛の少女の姿をしていますが、驚くべきことに前世の記憶をほぼ完全に保持しています。
自身がカイトであることを認識し、過去の出来事や人間関係を覚えています。
能力に関しては、転生後のカイトが「クレイジースロット」を使用できるかどうかは明確には示されていませんが、カイトの本質的な部分が保たれていることから、何らかの形で能力を保持している可能性は高いと推測されます。
新しい体での適応
カイトは新しい体に適応しつつあるようです。
少女の姿になったことで外見は大きく変わりましたが、カイトの本質的な部分は変わっていません。
彼は自分の新しい状態を冷静に受け入れ、周囲の状況に適応しようとしているのではないでしょうか。
興味深いのは、転生後のカイトが「あたし」と「オレ」の両方の一人称を使用していることです。
これは、新しい体と元の意識の間で起こっている微妙な調整、もしくはせめぎ合いを示唆しているかもしれません。
「絶対に死んでたまるか」で出現する番号・能力についての考察
先述のジン・フリークスが言及した「絶対に死んでたまるか」と本気で思わないと出ない特別な番号について考察してみましょう。
死後強まる念?
可能性としては、カイト自身が死を意識した際にオートメーションで確定された番号が出る説。
その番号によってクレイジースロットが生前にオートで死後強まる念をセットし、カイトが死んだら発動、の流れでしょうか。
そもそもなぜジン・フリークスは知っていたのか?
そもそもなぜジン・フリークスは「絶対に死んでたまるか」と本気で思わないと出ない特別な番号の存在を知っていたのか。
その能力を知ることができる前提条件は多くないはずだが、その理由について考えてみよう。
仮説1・カイトはジンの前で瀕死になったことがある
ジンと同行していた時代にカイトがジンの前で死にかけたケース。
自分の欲に正直で破天荒な生き様のジンと一緒に行動していたとすると、何度か死にかける場面があってもおかしくはないだろう。
仮説2・ジンがクレイジースロットを考案した
そもそもクレイジースロット自体ジンの考案でカイトが身につけた(無理矢理?)説。
ジンの性格からして、この説もありえそう。
理由は「面白そう」だから。
【ハンターハンター】カイトが死亡から転生した生まれ変わりの能力を考察!クレイジースロットが復活させた説について、の〆
ということで今回はカイトが死亡から蟻として転生した生まれ変わりの能力を考察してみました。
いつか本編で詳細が明らかになることを楽しみに待ちましょう!