ゾンビ漫画のオススメ作品まとめ!ゾンビ・パンデミックの予備知識に!
管理人の大好きなジャンル『ゾンビ漫画』のオススメ作品をまとめました。
サバイバル漫画同様に球数が多くないジャンルですが、コアなファンも多い名作揃いのカテゴリーでもあるので、興味のある方から元々好きな方までぜひ参考にしてみてください。
アイアムアヒーロー
作者 | 花沢健吾 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
連載期間 | 2009年〜2017年 |
単行本巻数 | 全22巻 |
厳密に言うと万人が知るようなオーソドックスなゾンビではないかもしれないが、人から人への感染からパンデミックが拡大し非感染者の脅威になるという構図は広義の意味ではゾンビ作品として位置付けても良いと個人的には解釈しているのでこのまとめ記事に挙げさせてもらう。(大好きな作品だから紹介したい)
前情報・予備知識なしでジャケ買いした今作だが、まずプロローグからはゾンビ・パンデミックものだとは誰も予想できるものはいないだろう。
物語の走り出しからして、今はイケてない元売れっ子中年漫画家の表舞台に返り咲くサクセスほのぼのヒューマンドラマの類の漫画だと思っていた。
それもそのはずで、主人公の人間としての成り立ちや舞台背景含たプロローグにほぼ丸々1巻を費やし、巻末に向けていくつもの伏線を巧みに(私は完全に見落としていた)蜘蛛の巣のように張り巡らせ、巻の終わりで回収と同時に穏やかな日常は崩れ始める。
走る系&脳筋化なゾンビ故に人から人への感染スピードが凄まじく、脅威と対峙したと思った瞬間に怒涛の秩序崩壊が始まっていて、1巻と2巻のギャップがスゴいし、社会の中で逃げ場が無くなっていく絶望感も上手く表現されている。
疾走感のあるカオス。
リアルな実社会生活で急にパンデミックが発生したらこんな感じだろうな、と思わせてくれるゾンビ漫画です。
ぬる〜っと動く系ではなく走り回る凶暴なゾンビが好きな方にオススメ。
就職難!! ゾンビ取りガール
作者 | 福満しげゆき |
単行本巻数 | 既刊2巻 |
ゾンビと言えば人によっては目を背けたくなる様な、比較的グロ要素が強めなジャンルですが、ご安心ください。
就職難!! ゾンビ取りガールはゾンビが当たり前に存在する世界線のお話しで、直接的なグロ要素はほとんどありません。
のほほんとゾンビを回収するお話です。
この世界線は町中にゾンビが出没するようになっても人々は変わらない日常を送っているし、なんならゾンビ回収会社なる事業体も存在し、ゾンビの回収を事業として利益を上げている。
そんな零細ゾンビ回収会社「ゾンビバスターズ」のイチ社員でゾンビ捕獲メカの開発が得意な通称ゾンビくんの元に、就職難から美人の女の子「後輩ちゃん」がアルバイト入社してくるが…、というお話。
就職難だからってわざわざゾンビ回収会社にアルバイトしにくるって設定がもうなんというかぶっ飛んでていいですよね。
福満しげゆき先生の画風がほんわかタッチが、主人公たちが生きるのんびりとした世界観に拍車をかけています。
ゾンビ漫画の入門としてもオススメの作品ですね。
アポカリプスの砦
作者 | 蔵石ユウ・イナベカズ |
出版社 | 講談社 |
連載期間 | 2011年〜2015年 |
単行本巻数 | 全10巻 |
ぱっとしない普通の少年、主人公の前田義明は、ある日突然無実の罪を着せられて無期懲役の判決により、関東中の極悪不良が集まる青少年矯正施設・松嵐学園に収監される…。
一言で表すならば『プリズン・ゾンビパニック漫画』と言ったところでしょうか。
主人公と偶然同室の監房メンバーである吉岡、岩倉、山野井がかなりの濃い〜メンツ揃いで、デフォルトが体力面でバフがかった奴や頭の回転が早くてめっちゃキレ者の奴など、はっきり言って主人公パーティー運良すぎな面が否めないけどそれは置いておこう。
この漫画もスタンダードなゾンビとは一風変わった性質だが、暴力的な性格や人間を貪り食う生態生はどう見てもゾンビのそれなので、このカテゴリーで間違いないと思います。
閉ざされた空間、所謂ソリッドシチュエーション系の作品が好きな人にオススメしたいゾンビ漫画です。
ゾンビ漫画のオススメ作品まとめ!ゾンビ・パンデミックの予備知識に!の〆
いかがでしたでしょうか。
ゾンビ漫画でひとまとめにしましたが、その内容やディテールは作品ごとに大きく違っていて、とても奥行きが深いジャンルだなとこの記事を書いていて改めて思いました。
面白いゾンビ漫画を読んだらどんどん追記していくのでお楽しみに!