ポストアポカリプス・終末もの漫画のオススメ作品まとめ!
管理人の大好きな『ポストアポカリプス・終末もの』のオススメ作品をまとめました。
おもしろいポストアポカリプス・終末もの漫画を探していた方はぜひ参考にしてみてください。
少女終末旅行
作者 | つくみず |
出版社 | 新潮社 |
掲載サイト | くらげバンチ |
連載期間 | 2014年〜2018年 |
単行本巻数 | 全6巻 |
ポストアポカリプスな世界なのに主人公一行のゆるふわな空気感のおかげで悲壮感が全くない週末もの作品の中では異色と言える作品。
ケッテンクラートという第二次世界大戦期にドイツで開発された半装軌車(見た目がとても可愛い)に乗ってトコトコと、生物がほとんど消え去り文明が崩壊した終末世界をチトとユーリの2人は自分たちのペースで廃墟都市をひたすら上層へ向かう旅をする。
作中ではキャラクターや世界のバックボーンについて明言されていないことも多いが、逆に読者の想像力が掻き立てられる面白さがある。
画風の可愛さから終始のんびりしたような印象だが、舞台となっいる崩壊した終末世界に思いを馳せると、こんな状況で呑気に生活できている主人公のチトとユーリのたくましさが相対的に際立ってくるのも面白い。
生存者が極端に少ないので必然的に登場人物も多くはないので、読み進めていると皆それぞれに不思議な愛着が湧いてくる。
全6巻と巻数も多くないので、一気読みするにはちょうど良い長さです。
天国大魔境
作者 | 石黒正数 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 月刊アフタヌーン |
連載期間 | 2018年1月25日〜 |
単行本巻数 | 既刊11巻(記事執筆時点) |
壁に囲まれた施設の中で、外の世界を知らずに育つちょっと変わった子供たち。
未曾有の大災害から15年、完全に崩壊した日本を旅する少年マルと少女キルコ。
2つの軸で物語が交互に、そして複雑に絡み合って進んでいく。
大災害を経た日本が舞台ベースのポストアポカリプス漫画です。
崩壊した日本を旅する少年少女が訪れる、復興の途上にある街々はどこか懐かしい日本風景を彷彿とさせ、読者が生きる今の当たり前に享受している文明社会がリセットされてしまったら、という『もしも』として捉えることができます。
旅をする少年と少女はもぬけの殻になった空き家や安宿、または行きずりで出会った人の好意で泊めてもらったりと、なかなかにワイルドな日常を送りながら目的の『人』と『場所』を探す。
主人公2人が旅をする様子はサバイバル漫画の側面を持っているところも個人的には大好きで、実在するアウトドアグッズが登場し、それらを活用して生活する様子を見れるのもポイント高いです。
壁の中と、壁の外。
2つの世界線が交わるとき、読者は驚愕の事実を知ることとなる。
ドラゴンヘッド
作者 | 望月峯太郎 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊ヤングマガジン |
連載期間 | 1994年〜1999年 |
単行本巻数 | 全10巻 |
サバイバル漫画のまとめ記事でも紹介したドラゴンヘッドもある意味ではポストアポカリプスの要素を持った漫画です。
大震災に巻き込まれた人々の物語なのでサバイバル要素の側面が強めですが、大災害から逃げ惑う人々によって捨てられ荒廃した街の背景が素晴らしく、荒れ狂う漆黒の空模様も相まって、終末もの作品として一級品だと思います。
作品の世界観としては、一般市民が暴徒化したり公務員が権力を暴力に変えたりで終始絶望感が漂っている物語となっております。
全10巻で完結。
ポストアポカリプス・終末もの漫画のオススメ作品まとめ!の〆
面白いポストアポカリプス・終末もの漫画を読んだらどんどん追記していくのでお楽しみに!