パンデミック漫画のオススメ作品まとめ!感染拡大の恐怖を教えてくれます!
管理人の大好きな『パンデミック漫画』のオススメ作品をまとめました。
おもしろいパンデミック漫画を探していた方はぜひ参考にしてみてください。
リウーを待ちながら
作者 | 朱戸 アオ |
出版社 | 講談社 |
単行本巻数 | 全3巻 |
横走市にある病院で働く内科医の主人公、玉木涼穂。
駐屯している自衛隊員が吐血し昏倒したことを皮切りに、似た様な症状の患者が次々と死亡する。
病院には患者が詰めかけるようになり、必然的に比例して治療に必要な薬は不足していく。
原因がわからぬまま事態は悪化、そしてついに横走市は封鎖されてしまう。
いわゆるロックダウンだ。
静かに、だが着実に刻々と死に向かう街で、それでも懸命に生きようとする人々の命を描くパンデミック漫画です。
全3巻と非常に一気見しやすい長さなので、医療サスペンス系のパンデミック漫画が好きな人にオススメ。
アイアムアヒーロー
作者 | 花沢健吾 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | ビッグコミックスピリッツ |
連載期間 | 2009年〜2017年 |
単行本巻数 | 全22巻 |
ゾンビ漫画のまとめ記事でも紹介したアイアムアヒーローもパンデミック漫画と呼ぶにふさわしい作品でしょう。
平凡だが穏やかな日常が突如として謎の感染症の拡大により急速に社会秩序が崩壊する様を描いたパンデミック漫画です。
感染速度が尋常ではなく、目の前に脅威が迫ってきたと思ったらあっという間に見渡す限りの社会が(物理的にも)音を立てて崩壊していく描写は圧巻。
街中を猛ダッシュで逃げまくる主人公の頭上から感染者たちが降ってくるシーンなんかは、まるで映画でも見ている様なスピード感と緊張感があって最高。
実在する駅や場所をモデルとして描かれる舞台背景のおかげで、フィクションとはいえ妙な現実味があって、『もし』このような感染症・ZQNと呼ばれる感染者が現れたら、実際に社会はこんな様相に様変わりしてしまうのではないか、というリアリティを感じることができます。
個人的には実在するファッションアイテムが名前を変えて出てくるところもポイント高いです。
全22巻で完結済みのパンデミック漫画です。
マンホール
作者 | 筒井哲也 |
出版社 | スクウェア・エニックス |
掲載誌 | ヤングガンガン |
連載期間 | 2004年〜2006年 |
単行本巻数 | 全3巻 |
12月のある日、神奈川県笹原市の中央商店街に右目が白濁した泥だらけの全裸男が出現した。
道を行く男に「マ、マ」と語りかけたあと、突然吐血。
異様な様子を目の当たりにしてパニックになった道を行く男によって押し倒され、その反動で後頭部を強打し死亡。
検死に回された全裸男の遺体から検出されたのは、謎の寄生虫だった…。
というプロローグなのですが、この漫画はですね、色んな意味で苦手な人は結構苦手なんじゃないかと思います。
感染者のビジュアル面も結構キツいし、この物語の根幹にある犯人の動機となった事件が胸糞悪すぎて、そういう鬱展開とか胸糞案件が苦手な人は注意が必要なパンデミック漫画です。
胸糞要素を抜かせば非常に大好きなパンデミック漫画なので今回ご紹介させていただきました。
単行本は全3巻で完結済みなのでサクッと一気読みできます。
エマージング
作者 | 外薗昌也 |
出版社 | 講談社 |
掲載誌 | 週刊モーニング |
連載期間 | 2004年〜2005年 |
単行本巻数 | 全2巻 |
新宿の路上で男が突如痙攣しながら吐血して変死した事件が発生する。
警察は変死した謎の男を収容するが、初めて見る異様な死体に刑事たちも困惑し、死因究明のために検死を東済医大病院の医師である小野寺と関口に依頼する。
というあらすじのパンデミック漫画ですが、この漫画で恐怖を感じたのは、感染症そのものに対する脅威は当たり前として、それと同じくらいに感染者に対する風当たりというか、噂の域をでないものに対する人々の心理描写ですね。
昨今我々も実際に目の当たりにした某感染症のときにも感じましたが、やはり人は未知のものと対峙したときに冷静さを失い、客観的に見ればおかしいと感じるような判断をしてしまいがちなのだなと、自戒とともにあらためて認識させられたような気がします。
全2巻で完結です。
マッシュルーム
作者 | 小池ノクト |
単行本巻数 | 全4巻 |
「マッシュルーム」は、未知のウイルスによって引き起こされるパンデミックを描いた漫画作品。
ウイルスの発生は、南太平洋のある島で分子生物学者たちが遺伝資源調査を行うところから始まりまる。
ここで未知のウイルスが発見され、感染者がキノコのように変異することが明らかになります。
島内ではウイルスが急速に広がり、感染者は恐ろしいキノコのような形状に変異するという特異な特性から混乱が発生、調査団は危機的な状況に直面し、生存をかけた戦いが始まる…。
ある意味サバイバル要素も強いパンデミック漫画です。
パンデミック漫画のオススメ作品まとめ!感染拡大の恐怖を教えてくれます!の〆
いかがでしたでしょうか。
パンデミック漫画と言えば、我々はやはりここ何年かは身近で感染症の恐怖を身をもって体験しているので、決してフィクションの世界だけではないんだな、と改めて自分事として思い返し、意識を高める良いきっかけにもなるかもしれませんね。
面白いパンデミック漫画を読んだらどんどん追記していくのでお楽しみに!