妖怪漫画のオススメ作品まとめ!日本古来のモンスターを愛でよう!
管理人の大好きな『妖怪漫画』のオススメ作品をまとめました。
おもしろい妖怪漫画を探していた方はぜひ参考にしてみてください。
ゲゲゲの鬼太郎

作者 | 水木しげる |
出版社 | 兎月書房 三洋社 佐藤プロ 東考社 講談社、ほか |
掲載誌 | 週刊少年マガジン 週刊少年サンデー コミックボンボン、ほか |
『ゲゲゲの鬼太郎』(ゲゲゲのきたろう)は、水木しげるの日本の漫画作品。また、それを原作とした一連の作品群の総称。妖怪のイメージを世間に浸透させた水木の代表作であり、「妖怪漫画」を一つのジャンルとして確立させた作品である。
引用:wikipedia
妖怪漫画と言えばやはりレジェンド水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』は欠かせません!
可愛いらしい妖怪からおどろおどろしい妖怪まで水木しげるイズムで描かれた妖怪の魅力たるや。
実は管理人も最近原作漫画を読み出したクチなんですが、早速先生の妖怪たちに魅了されています!
妖怪だけじゃなくてモブキャラの可愛さも最高なので、見どころの一つとして推させていただきます笑
うしおととら

作者 | 藤田和日郎 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 週刊少年サンデー |
連載期間 | 1990年〜1996年 |
単行本巻数 | 単行本:全34巻(本編33巻 + 外伝1巻) 文庫版:全19巻 ワイド版:全18巻 |
伝説の「獣の槍」を操る少年・うしおと、五百年ぶりに解放された妖怪・とら。この不思議なコンビがなぜか力を合わせて妖怪退治をすることになるハイパー伝奇ロマン!! ここでは、その第1話目「序章 うしおとらとであうの縁」を紹介します。
寺の息子うしおは、代々伝わる土蔵の地下で、「獣の槍」で壁に張りつけられている妖怪を発見する…そして槍を引き抜いてしまった!? 妖怪とらは解放され、こともあろうに、うしおを喰ってしまおうと襲いかかって来た…!! 冒険! 冒険!! また冒険!!! 最後には「白面の者」というとんでもない大妖怪と戦うことになるけれど、それは時空を超えた長い長い冒険の果てにたどりつく物語!引用:少年サンデー
主人公の少年「蒼月潮(通称:うしお)」が自宅の寺の蔵に一本の槍に縫いとめられていた妖怪と出会うことから物語は始まる。
その妖怪を封じていた2000年以上も前に中国で妖怪を滅ぼすためだけに作られた槍「獣の槍」を手にし、のちにうしおが「とら」と名付けるその妖怪と共に、死んだとされていた母の謎の解明と、最強最悪の大妖怪と呼ばれる「白面の者」を倒すために旅に出る。
ロードムービー的な側面を持つ本作ですが、道中で出会うかつての敵が今日の友として共闘するなど熱い展開が目白押しですし、登場人物の背景もそれぞれ複雑な事情があったりと、ただの妖怪バトル漫画だけには止まらない奥行きの深い漫画です。
色んな立場の派閥争いに巻き込まれるうしおの立場ってほんとめんどくさいなぁと思っちゃいますね。
あと気になってるのは獣解除したあとにゴッソリ抜け落ちる髪の毛はどう処理してるんだろ?
幽☆遊☆白書

作者 | 冨樫義博 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 1990年〜1994年 |
単行本巻数 | 全19巻 全15巻(完全版) 全12巻(文庫版) |
教師も手をやく不良の浦飯幽助。ある日子供を助けて事故にあい、幽霊になってしまう。予定外の死に閻魔大王は、生き返るための試練として、人の心を映す霊界獣の卵をかえすことを命じるが…!
引用:少年ジャンプ+
主人公の浦飯幽助が子供をかばって交通事故死してしまい、そこから紆余曲折を経て生き返るところから物語は始まる。
連載当初は割とポップなストーリーだった印象だが、蔵馬&飛影の妖怪たちが登場したあたりから割とシリアス色が強くなった気がする。
トーナメント編があり割と王道な少年漫画な展開だが、人間の仄暗い暗部の描写だったり、特に仙水編の各キャラクターの能力設定には作者の非凡な才能を感じることができてとても面白い。
もっと長く連載していたイメージだったが、改めて調べてみると全19巻と意外と短く、その印象の強さに作品としての濃密さ・濃厚さが伺える。
個人的には鴉推しです。
夏目友人帳

作者 | 緑川ゆき |
出版社 | 白泉社 |
掲載誌 | LaLa・LaLa DX |
連載期間 | 2003年〜 |
単行本巻数 | 既刊31巻(記事執筆時点) |
「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!! 祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!? あやかし契約奇談!
妖怪との絆を描いた物語の『夏目友人帳』は、緑川ゆきによる人気漫画シリーズで、妖怪を見る能力を持つ高校生・夏目貴志が祖母レイコから受け継いだ「友人帳」を通じて、妖怪たちとの交流や人間関係の構築に奮闘する妖怪漫画。
物語の中心は、夏目が妖怪たちに名前を返しながら、人間と妖怪の繊細な関係性を探求していく過程を描いています。
夏目の良き相棒、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生(本名:斑)の見た目が愛くるしくて猫好きにはたまらないですね。
人間と妖怪の交流を通じて互いの理解や共生の可能性を探る物語は、我々が生きる現代社会の人と人との距離感の難しさと共通する部分があると感じました。
地獄先生ぬ~べ~

作者 | 真倉翔・岡野剛 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
連載期間 | 1993年〜1999年 |
単行本巻数 | 全31巻(JC) 全20巻(文庫) |
「鬼の手」を持つ霊能小学校教師の「ぬ〜べ〜」こと鵺野鳴介が児童を守るために、妖怪や悪霊を退治する学園コメディーアクション。
引用:wikipedia
『地獄先生ぬ~べ~』は、妖怪や幽霊を題材にした学園ホラー漫画です。
主人公のぬ~べ~は「鬼の手」を持つ霊能力教師で、普段は頼りないが悪霊から生徒を守るために奮闘します。
作品はコメディ要素もあり、妖怪退治と共に恋愛や友情が描かれています。
絵柄はホラーとしては怖すぎないので、ホラーが苦手な方や子供でも楽しめる内容になっていますが、まれにめっちゃ怖いビジュアルの妖怪が登場するおかげで幼少期にトラウマを植え付けられた読者も多し。
油断は禁物です!!
ダンダダン

作者 | 龍幸伸 |
出版社 | 集英社 |
掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
連載期間 | 2021年〜 |
単行本巻数 | 既刊17巻(記事執筆時点) |
幽霊を信じないオカルトマニアの少年・高倉と、宇宙人を信じない少女・綾瀬は、互いの理解を超越した圧倒的怪奇に出会う――…!オカルティック青春物語!!
引用:少年ジャンプ+
『ダンダダン』は妖怪や宇宙人含め個性的でバラエティに富んだキャラクターたちが織り成す都市伝説などをテーマにしたラブコメありのオカルト漫画です。
オカルト好きの内向的な少年、主人公のオカルン(高倉健二)が、霊媒師の血を引くギャル風ヒロイン綾瀬モモと共に超常現象の事件に巻き込まれながら、二人は異なる価値観を持ちながらも試練を通じて絆を深めていきます。
妖怪要素は半々くらいですが、誰もが知ってる名前が出てきたりで胸熱展開間違いなしです。
霊媒師のおばあちゃんに若さの秘訣を尋ねたい!
ぬらりひょんの孫

作者 | 椎橋寛 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ→少年ジャンプNEXT! |
単行本巻数 | 全25巻 |
妖怪の総大将・ぬらりひょんの血を継ぐ奴良リクオは、一見普通の男の子。妖怪の総本山・奴良組の若頭として、祖父のような立派な首領になることに憧れを抱くのだが…!? 痛快妖怪任侠活劇、ここに開演——!!
引用:少年ジャンプ+
『ぬらりひょんの孫』は、椎橋寛先生による妖怪任侠漫画で、妖怪「ぬらりひょん」の血を4分の1受け継ぐ主人公・奴良リクオが、百鬼夜行を率いる三代目総大将として成長していく姿を描いた作品です。
本作の魅力は、なんといっても妖怪と任侠というユニークなテーマ設定にあります。
リクオが昼は普通の中学生、夜は妖怪として覚醒するという二面性を持つキャラクターであり、また、妖怪たちが「一家」を形成し、リーダーとしての資質や仲間との絆が試される展開は、少年漫画らしい熱さを感じさせます。
さらに作中で描かれる妖怪たちのデザインや戦闘シーンは非常に魅力的で、特にリクオが「鬼纏(おにまとう)」という能力を使って仲間と共闘する場面は迫力があります。
また、日本各地の伝承や妖怪伝説をベースにした設定やキャラクターも、本作の世界観を豊かにしています。
妖怪の飼育員さん

作者 | 藤栄道彦 |
出版社 | 新潮社 |
掲載サイト | くらげバンチ |
単行本巻数 | 既刊14巻(記事執筆時点) |
鳥月日和。社会人一年生。勤務先は、ごくありふれた妖怪園。 妖怪医師の陸奥吾郎の指導のもと、鳥月は妖怪の飼育を手掛けることになるが…? 人間ドラマの名手、藤栄道彦が描くユニークな妖怪漫画が開園します!
引用:くらげバンチ
『妖怪の飼育員さん』は、藤栄道彦先生による妖怪コメディ漫画。
動物園を模した「妖怪園」を舞台に、飼育員たちと妖怪たちの交流や奮闘を描いた作品です。
人間と妖怪が共存する世界観をベースに、現代的な視点で妖怪の生態や社会との関わりをユーモラスに描いています。
本作の魅力は、妖怪を「生物」としてリアルに捉えた独特の設定と、動物園的な展示形式による新鮮なアプローチです。
河童や牛鬼などおなじみの妖怪から、雪女や天狗といった人型妖怪まで、多種多様なキャラクターが登場し、それぞれの特性や背景が丁寧に描かれています。
特に、妖怪たちが「契約」に基づいて園内で生活しているという設定はユニークで、彼らの存在理由や人間社会との関係性を考えさせられます。
また、主人公・鳥月日和をはじめとする飼育員たちの奮闘や成長も見どころです。
新人飼育員として試行錯誤しながら妖怪たちと向き合う姿は、人間同士の関係にも通じる普遍的なテーマを感じさせます。
一方で、コミカルな掛け合いや時事ネタを交えたエピソードが多く、軽快なテンポで楽しめる点も魅力です。
廃墟感漂う終末的な世界観と温かみのあるキャラクター描写が絶妙に融合し、不思議な癒しを与えてくれる作品です。
『妖怪の飼育員さん』は、笑いと癒し、そして社会的テーマがバランスよく組み込まれた一作であり、妖怪好きや日常系コメディファンに特におすすめできる妖怪漫画です。
妖怪漫画のオススメ作品まとめ!日本古来のモンスターを愛でよう!の〆
いかがでしたでしょうか。
妖怪と言えば昔の文献にあるようなおどろおどろしいビジュアルを想起してしまいますが、現代の漫画家先生たちの手にかかればなんともキャッチーな見た目になったり、逆にもっと恐ろしい様相になったり、先生ごとに解釈が違って良い意味でイメージが覆されたりと、新しい一面が見れてとても面白いですよね。
これからも面白い妖怪漫画を読んだらどんどん追記していくのでお楽しみに!