【ハンターハンター】コアラの正体は誰?名言「救えねぇ」やカイトとのその後について考察!
正式名称 | コアラ型キメラアント(本名不明) |
外見 | コアラによく似た外見、小柄、黒スーツ・黒ネクタイ着用 |
所属 | ジェイル(メレオロン)隊 |
声優 | 堀内賢雄 |
特徴 | 極めて頑健な体、丸太で殴られても逆にへし折れるほど頑丈 |
前世 | 殺し屋 |
能力 | 瓢箪から飲んだ水を吹き出し、相手を射殺する |
性格 | 感情の起伏が激しい、自己嫌悪に陥りやすい |
口癖 | 「救えねえ」 |
その後 | 王の出奔後、ハンター協会に投降し、人間を襲わないと誓う |
最終的な行動 | かつて殺した少女の転生したキメラアントに謝罪し、永遠の部下となることを決意 |
コアラの正体は誰?
コアラ型キメラアントの正体については、明確な答えは示されていませんが、いくつかの考察、噂があります。
作者の冨樫義博先生説
コアラの抽象的で深い内容のセリフから、作者の冨樫義博さん自身を表現しているのではないかという考察があります。
この説では、コアラの懺悔のセリフが、休載が多い作者の読者に対する謝罪を表しているという解釈があるようです。
ジャイロ説
ジャイロがキメラアントに生まれ変わった後の姿がコアラではないかという考察もありますが、コアラの過去の記憶と作中で明かされたジャイロの過去や経験が大きく異なることから、可能性は低いとされています。
ですが、個人的にはそのジャイロ説については完全に否定することはできないと考えています。
コアラ型キメラアントの正体については、作中で明確に示されておらず、様々な解釈が可能なため、現在でも謎めいた魅力のあるキャラクターとしてファンの間では話題になっています。
コアラの名言「救えねぇ」の意味
作中でコアラが「救えねえ」と言った意味には、様々な解釈・考察があります。
自己嫌悪の表現
コアラは感情の起伏が激しく、人を殺めながらも自分の行動に深く悩んでいました。
「救えねえ」は自分自身を救えないという自己嫌悪の表れという説。
殺した少女への後悔
前世で殺害した赤髪の少女を救えなかったことへの深い後悔を表しています。
逃げられない運命
自分の罪から逃れられない運命への自覚を示しています。
社会批判の象徴
一説では、「救えねえ」という言葉は、メタ的な意味も含めて拉致問題など社会の闇に対する無力感を表現しているという解釈もあるようです。
作者の自己投影
コアラが冨樫義博先生の自己投影だとする説では、この言葉は作者自身の内面を表現しているとも考えられています。
コアラのカイトとの関係性、その後について
コアラは、自身が人間だった頃に殺害した赤髪の少女に似た転生後のカイトに懺悔しています。
コアラが殺した少女とカイトが転生した姿が似ていることは、単なる偶然ではなく、ある意味必然だったのかもしれません。
転生したカイトはコアラにこう言います。
「お前はあたちと来い。お前が撃ったあたちのそばで、これからずっとだ。これからずっと「これしかない」って生き方をするんだ。これはお前の義務だ。選択の余地なんか無い。自ら死んでリセットなんて誰が許すものか。毎日あたちに謝りながら生きろ。」
このセリフから考えられるカイトの意図は以下の点。
- コアラに対する赦しと同時に、責任を取らせる姿勢
- 「これしかない」という生き方の強調
- 安易な逃げ道(自殺やリセット)を許さない強い意志
- 毎日謝罪しながら生きることを命じる、厳しくも救いのある指示
カイトのこの言葉は、コアラに贖罪の機会を与えると同時に、自身の過去の罪と向き合い続けることで、ある種の生きる目的と救いを与えているのではないでしょうか。
上記の理由から、コアラのその後(余生)はカイトと同行し、彼(彼女)に償いをしながら一緒に生きていることが予想されます。
【ハンターハンター】コアラの正体は誰?名言「救えねぇ」やカイトとのその後について考察!の〆
ということで今回はコアラについての諸説を深堀してみました。
今後登場するときはおそらくカイトも一緒だと思うので、2人の勇姿がまた見れることを期待して待ちましょう!