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【無限の住人】尸良の最後は?名言や練造との関係も解説!

【無限の住人】尸良の最後は?名言や練造との関係も解説! バトル
引用:無限の住人 24巻 沙村広明・講談社
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今回は『無限の住人』に登場する尸良の最後や名言、練造との関係について解説します。
個人的に尸良は作中ナンバー1のクレイジーでゲス野郎だと思ってますが、実はまともな一面もあったりして嫌いになれないキャラでもあります。

【無限の住人】はこんな人にオススメ
  • 剣豪漫画が好きな人
  • 江戸時代が好きな人
  • かっこいい剣術が好きな人
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【無限の住人】尸良の最後は?名言や練造との関係も解説!

コイツはほんとにどうしょうもない奴だと思います。
作中ダントツでゲスだし、頭のネジが飛んでるクレイジーな野郎なんですが、死の際に見せた意外な一面、練造に放った言葉(私は名言だと思っている)を鑑みると、なんか嫌いになれないというか、『無限の住人』という素晴らしい漫画作品に尸良という名優は絶対的に必要だったんだな、と思わせてくれる魅力がある男でもあります。

という訳で、まずは尸良の最後、クソ弱万次に敗れてしまった死に際からご紹介。

尸良はどんな最後を迎えた?

端的に言うと、四肢をバラバラにされて万次に敗れ、野犬の群れに食い荒らされて死にました。
万次とのラストバウトは尸良自身も万次と同じ血仙蟲によって不死身の体になっていたのですが、さすがに不死でも喰われて無になればそりゃ生きてはいませんよね。
この最後の描写は絵面的には見るに耐えないものになっていますが、万次が去った惨劇の場に横たわる尸良を見下ろす練造に向かって老婆心?からか進言し、声高らかに笑いながら消えゆくその最後の姿はどこか小気味の良さすら漂わせた見事な死だったと言わざるを得ません。
作品の中でも抜きん出た存在感を放ち、最高な悪役が最後にとんでもない怪演を観せてくれました。

尸良の名言とは?

世間的には名言と呼ばれているかは分かりませんが、死の際で練造に放った言葉が個人的には名言に値すると思うので、引用してご紹介させていただきます。

「知らずに毒に染まるくらいなら 自分で毒をひっかぶって生きろ!!
それができなきゃいっそ腑抜けとして生きろ!!」

引用:無限の住人 25巻 沙村広明・講談社

犬に食われながらも練造に放った言葉です。
この万次とのラストバウトまでに実は前提となるエピソードがあって、この戦いは尸良と万次の因縁だけでなく、実は練造の仇討ちの戦いでもあった訳です。

尸良と練造の関係

尸良と練造が出会ったのは、尸良が逸刀流の剣士である凶に敗れ、その後幕府に拾われた際に練造をあてがわれたことがきっかけです。
その練造にあらゆる身の回りの世話をさせながら江戸城の地下に幕府によって幽閉されていたところ、不死の人体実験の顛末に凜と万次が江戸城から脱出する際に姿を現す。

江戸城地下で一緒の時間を過ごす中で練造の過去を知った尸良が、万次と凛に対する仇討ちのためだけに生きていた幼い練造に向けて先述の台詞を向けたという事実が、尸良と練造の間に奇妙な信頼関係が芽生えていたのではないか、と伺い知ることができます。

その後万次一行が体を休めている小屋で練造も一夜を過ごすことになりますが、同じ人殺しでも周りに人が居て慕ってくれる万次と、一人孤独に野犬に食われて疎まれながらこの世を去った尸良との差に疑問を抱き、やり場のない気持ちをぶつける先を見つけられないでいるのでした。

【無限の住人】尸良の最後は?名言や練造との関係も解説!の〆

という感じで今回は尸良という狂気の男の最後、今際の際に放った名言や練造との関係を解説させていただきました。
尸良と共に過ごした時間は練造にとって辛いモノだったことは間違いないですが、もしかしたら尸良は復讐に駆られて孤独に生きる過酷さを練造に味わって欲しくないと思い、あんな言葉を残したのかもしれません。

ま、そうだったとしても尸良がゲス野郎なことも疑いようのない事実ですけどね。

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