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サバイバル漫画のオススメ作品まとめ!生き抜く逞しさを学ぼう!

サバイバル漫画のオススメ作品まとめ!生き抜く逞しさを学ぼう! まとめ
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サバイバル漫画のオススメ作品まとめ!生き抜く逞しさを学ぼう!

管理人の大好きなジャンル『サバイバル漫画』のオススメ作品をまとめました。
球数が多くないジャンルですが、歴史に名を残す名作揃いのカテゴリーでもあるので、興味のある方から元々好きな方までぜひ参考にしてみてください。

ドラゴンヘッド

作者望月峯太郎
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
連載期間1994年〜1999年
単行本巻数全10巻

これを読んだ当初が主人公一行と同世代の義務教育期間だったこともあり、修学旅行というリアルイベントで未曾有の大災害に巻き込まれてしまったら、というIFを実生活に重ねて恐怖した記憶を鮮烈に刻んでくれたサバイバル漫画がドラゴンヘッドです。

時を経てだいぶ大人になった今、定期的に読み返しては「もし主人公のテルと同じ状況になったら?」という妄想をしてみても、年齢を重ねた分上手く立ち回れるか?というと、きっとそんな事はなく、テル達と同じように残酷な現実を前に右往左往することは想像に難しくありません。

希望を見出せない闇に支配された荒廃世界を前にすれば、誰だって作中に登場するダメで役に立たない大人の1人になってしまうだろう。
人間は年齢を重ねただけでは強くなれないという現実を否応なしに突き付けてくれる漫画です。

あと個人的には実在するファッションアイテムなどが登場するのもリアル感あって大好きです。

サバイバル

作者さいとう・たかを
出版社小学館
リイド社
掲載誌週刊少年サンデー
連載期間1976年〜1980年
単行本巻数全22巻(小学館版)
全6巻(リイド社ワイド版)
全10巻(リイド社文庫版)
全20巻(リイド社廉価版)

サバイバル漫画の金字塔と言っても過言ではない同ジャンルの代表漫画「サバイバル」。

連載時はリアルタイムではないものの、先に紹介したドラゴンヘッドに植え付けられた荒廃世界フェチの癖にどハマりした私は多分に漏れずこのサバイバルにも手を出すことになる。

連載時が70年代ということもあって画風や時代背景は相応に古臭さを感じるものの、無力な少年が右往左往しながらも強く逞しく生き延びようとする姿、そのサバイバル精神は見習うべきところがあるように感じる。

登場するガジェット類や時代背景を現代版にアップデートしたリマスタリング版も刊行されているが、個人的には絵柄など色んな意味でノリが合わなかったのでオリジナル版の方が好みだった。

ブレイクダウン

作者さいとう・たかを
出版社リイド社
掲載誌リイドコミック
連載期間1995年〜1997年
単行本巻数全5巻

『ブレイクダウン』は、1995年から1997年にかけて連載された青年向けサバイバル漫画です。
小惑星の衝突により荒廃した世界が舞台で、主人公である大友海里のサバイバルを描いた作品。

本作は先にご紹介した『サバイバル』の青年版と位置付けられており、より現実的なサバイバル知識や阪神・淡路大震災の影響を反映したサバイバル漫画となっています。
廃墟と化した都市部が物語の中心となり、青年版ということで過激なエログロ描写も散見されます。

崩壊した街が舞台ということで読者目線からするとより現実味があるのではないでしょうか。
世紀末的な雰囲気はポストアポカリプス作品としても魅力的で、街特有の条件下で行うサバイバルの過酷さと人間ドラマが巧みに描かれています。

震災を経験した身からすると、やはり自然相手のサバイバルより街中での生存戦略にリアリティを感じることができますね。

漂流教室

作者楳図かずお
出版社小学館
掲載誌週刊少年サンデー
連載期間1972年〜1974年
単行本巻数全11巻
全5巻(スーパービジュアルコミックス版)
全6巻(文庫版)
全4巻(My First WIDE版)
全3巻(UMEZZ PERFECTION!版)

ドラゴンヘッド同様、読んだ時分が登場人物一行と同世代だったこともあってやたらと恐怖心を植え付けられた作品。

詳しく書くとネタバレになってしまうので割愛するが、仲間を救うために作中で行われるある種の「治療」は、作中に登場するあらゆる理不尽や事象よりも遥かに恐ろしい描写となっている。
このシーン、幼少期は怖すぎて直視できない私でした…。
完全にトラウマシーンです。

あと教師がとことんヤベー奴で、この手のサバイバル漫画はなぜか大人がクズっぷりを発揮しがちなのは何故なんだろうと疑問を抱かずにはいられない。

サバイバル漫画としての面白さもさることながら、個人的には後味の悪さも一級品だと思っているので、鬱エンドが好きな人にもオススメしたい作品です。

彼女を守る51の方法

作者古屋兎丸
出版社新潮社
掲載誌週刊コミックバンチ
連載期間2006年〜2007年
単行本巻数全5巻

東京湾北部を震源とするマグニチュード8.1の直下型地震が発生し、お台場で被災した大学生の三島ジンと元同級生の岡野なな子が、崩壊した都市を徒歩で自宅を目指す。

巨大地震で交通網が麻痺し、帰宅難民者が徒歩で帰らざるを得ない状況など、読者の身に起こりうるトラブルの多くを非常に具体的に描いている問題を描いているサバイバル漫画で、各巻末では震災に関する知識が解説され、作中の描写と併せて読める形になっているので、ありがたいことに防災マニュアルとしての側面も持っている。

このサバイバル漫画を読むと「もし出先で巨大地震に被災したら」を具体的にイメージできるようになるので、防災の予備知識的にも一読の価値はあると思います。

全5巻で完結するので、サクッと読めるサバイバル漫画としてオススメです。

ゆるさば。

作者関口 太郎
出版社講談社
単行本巻数全5巻

一般的なサバイバル漫画はシリアスで緊迫した要素を多く含みますが、『ゆるさば。』は日常の延長のような軽いサバイバルを基調とした漫画で、父娘が様々な工夫をこらしながら食事や探検、家づくりを楽しむ様子がほのぼのと描かれています​。

物語は、ある日突然人類が消えてしまった世界で、父親と3人の娘が家族だけの穏やかなサバイバル生活を楽しむところからスタートします。
誰もいなくなってしまった街や自然の中で、自分たちのペースで生活し、ときには豊富な食材や資源に恵まれる様子は、「ゆるさば」のタイトルの通りゆったりとした時間の流れを感じさせ、スローな世界観に読者も癒される内容になっています。
また、廃墟となった世界を活用して別荘を建てたり、絶滅危惧種が繁殖している世界で新たな発見をしたりと、リアルなサバイバル生活というよりも冒険に近い雰囲気も魅力的​。

殺伐とした作風よりほんわかまったりしたサバイバル生活を読みたい人にオススメです。

地球の放課後

作者吉富昭仁
出版社秋田書店
掲載誌チャンピオンRED
連載期間2009年〜2012年
単行本巻数全6巻

終末後の世界を舞台にした日常系サバイバル青春漫画。
ストーリーは、突然人類が消えてしまった地球で唯一生き残った4人の少年少女が、崩壊した都市で新たな日常を模索しながら過ごす姿を描いています。
時には遊び、時には不安と向き合いながら生活している4人ですが、まるで放課後のようなほんわかした戯れの雰囲気が、週末世界に漂う絶望感を払拭してくれます。

全6巻と比較的短めなので、一気読み向けのサバイバル漫画です。

漂流ネットカフェ

作者押見修造
出版社双葉社
掲載誌漫画アクション
連載期間2008年〜2011年
単行本巻数全7巻

30歳を迎える主人公のサラリーマン・土岐耕一が妻・ゆきえと些細なことで喧嘩し、仕事帰りにたまたま見かけたネットカフェに入ったところ偶然にも中学時代の初恋の相手・遠野果穂と再会するというたまたま続きなプロローグではあるが、翌朝、上記の漂流教室よろしくネカフェが丸ごとやばい世界に吹っ飛ばされるというサバイバル漫画。

当然ネカフェに居合わせた人々は赤の他人通しだたから協力してサバイバル生活に臨めるはずもなく、合コン帰りの若い男女は考えなしに店の食料を食べ散らかしたりでそれぞれがやりたい放題。
中にはやはり問題を巻き起こす人物がいて、その男が全員を支配下に置き始めると、とたんにネカフェは暴力が渦巻く狂気の空間に変わっていきます。

人間の嫌な部分、醜い部分を垣間見れるサバイバル漫画です。
全7巻で完結済みです。

アイアムアヒーロー

作者花沢健吾
出版社小学館
掲載誌ビッグコミックスピリッツ
連載期間2009年〜2017年
単行本巻数全22巻

アイアムアヒーローは、ゾンビパニックをテーマにした作品でありながら、サバイバル要素が非常に優れた漫画です。

物語が進むにつれて、主人公の鈴木英雄はサバイバルのために様々な選択を迫られます。
彼の行動は、単なる生存本能だけでなく、人間関係や倫理観に対する葛藤をも描き出しています。
例えば、仲間を守るために他者を犠牲にする選択や、自分の安全を優先する姿勢などのリアルな描写がこの作品の魅力とも言えるでしょう。

また、サバイバル要素として注目すべきは、限られたリソース(人員含む)の使い方や要所要所で必要になる戦略的思考が面白いです。
鈴木英雄はクレー射撃の趣味を活かし自身の武器を持つことで生存の可能性を高めますが、他の生存者もそれぞれが小さなコミュニティを形成し、自身が今できることで組織に貢献しながら生存率を高めようとする様が正にサバイバルと言えるでしょう。

ゾンビ+サバイバルの組み合わせが好きな人にオススメです。

天国大魔境

作者石黒正数
出版社講談社
掲載誌月刊アフタヌーン
連載期間2018年1月25日〜
単行本巻数既刊11巻(記事執筆時点)

厳密に言うとサバイバルをテーマにした漫画ではありませんが、主人公のマルキルコがある目的のために荒廃した日本中を旅する描写は野宿やキャンプなどサバイバルそのもの。
そんな二人のサバイバル生活もこの漫画の魅力だと思っているので今回ラインナップに追加しました。
実在するアウトドアグッズなんかも出てきて非常に見応えのあるサバイバル生活をしています。

漫画の主軸はSF漫画だと思いますが、作中に散りばめられた伏線と、それを見事に回収する作者の手腕がとても気持ちの良い漫画で、ミステリー作品が好きな人にもオススメできるSF作品です。
特に時間軸のトリックが好きな人は一読の価値があると思います。

サバイバル漫画のオススメ作品まとめ!生き抜く逞しさを学ぼう!の〆

いかがでしたでしょうか。

個人的にサバイバル漫画でめっちゃおもしろいなぁと思うところは、どんな作品でも必ずダメな大人が登場するところなんですよね。
「いや逆にお前らがしっかりせんかい!」と思ってしまうんですが、色々経験して現実を知っているが故に、逆にある程度の年齢を重ねた人の方が理性がぶっ飛んでしまうものなんですかね…。
そうはならないように、反面教師的な意味でもサバイバル漫画を教本としていきたいと思います。

面白いサバイバル漫画を読んだらどんどん追記していくのでお楽しみに!

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